5月16日の6時限目に「命の大切さ学習教室」が行われました。
交通死亡事故被害者の遺族である大崎礼子さん(岩手県在住)から「命」をテーマにした講演をしていただきました。
大崎さんは、平成12年11月に、当時小学1年生だった娘の涼香さんを交通事故で亡くしました。
大崎さんから、涼香さんが二人の兄とともに集団登校をしていた時に、飲酒運転の車にはねられて亡くなった事故の状況について説明してもらいました。
また、この事故により、自分や二人の兄が心に深い傷を負い、被害者遺族として一生背負っていくことになった後悔や悲しみを語ってくれました。
そして、「命があるということは、未来や可能性がある幸せなことで、その幸せな当たり前がずっと続くように命を大切にして欲しい。」と話してくれました。
生徒たちは、この講演を通して、被害者遺族の思いや立場への理解を深め、自分や他人の命の大切さ、交通事故を無くすことについて考える機会になりました。
講演後には、3年生の代表者からお礼と感想をお伝えしました。他の生徒たちも、大崎さん宛のお手紙を書きました。