秋田県のSSH指定校が4校になった昨年から行われている合同発表会が今年度は秋田市にぎわい交流館AUを会場に行われました。当日はSSH指定4校の生徒を中心に約100名が参加し、口頭発表、ポスター発表に加え、今回は講演会も加わり、より内容を充実させて行われました。
本校からは次の研究班が出場しました。
口頭発表
「霧箱の改良&飛跡自動測定プログラムの開発」班
「カラフル女子・カラフル横手~高校生による地域活性化プロジェクト」班
ポスター発表
「数学的に見たトンネルの強度」班
「淡水魚であるメダカは海水で生きることはできるのか」班
「ジョン先生を笑わせよう!」班
「続・なぜ横手に空襲をする必要があったのか」班
「霧箱の改良」班、三人のコンビネーションも良く、落ち着いた発表態度でした。
「カラフル女子・カラフル横手」班、聴衆に語りかける熱心さが光りました。
ポスター発表理系:「トンネルの強度」班と「メダカ」班
ポスター発表文系:「ジョン先生を笑わせよう!」班と「続・横手空襲」班
午後の部は秋田県教育視学監で前サムスンSDI常務の佐藤登先生を講師にお迎えし「高校の学習と将来の仕事との関連性について」と題して御講演いただきました。佐藤先生からは理系の魅力や日本には世界で戦う力が十分あり、その担い手として今の若者に期待するというメッセージが込められた大変興味深いお話しをしていただきました。講演後の質疑応答では多数の参加者から人生の先輩であり、国際社会で活躍されてきた先生に多くの質問が投げかけられ、充実した講演会となりました。
清陵生も佐藤先生の示唆に富む講演に刺激され、活発に質問して貴重なアドバイスをいただきました。
参加した生徒達は他校の口頭発表やポスター発表に接して、堂々とした発表態度や、レベルの高い研究内容に大いに刺激を受けました。この発表会に参加したことで科学への興味関心をさらに高めることができ、有意義な発表会となりました。
参加者のアンケート調査から、「質問への応対」には、課題を感じ取った生徒が45%とかなりおり、発憤材料を得ることができました。「研究への興味・関心」が高まった生徒は90%と、ほとんどの生徒が今回の発表会に意義を感じ取ってくれたようです。
~参加者の感想~
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